井川慶投手のNYヤンキース入団記者会見がNYで、200名のメディアを集めて開催された。400名のメディアを集めた松坂投手と比べると半分ではあるが、新人の入団会見としては注目度がかなり高いと言えるのではないかと思う。
虎ファンの私としては、入団会見で、どんな表情で何を喋るのかとても気になっていた。すると、なんと、日本語ですら喋ることが苦手なのに、英語でスピーチをした。若干緊張し、何度も噛みながらも、正に野球少年のような爽やかな笑顔でスピーチする姿を見て自分もとても爽やかな気持ちになった。
「夢という言葉は好きじゃない。メジャーリーガーになるのは目標だった」と語った松坂に対して、「メジャーリーガーになる夢が現実になった」と素直に喜びを表現した井川に、とても好感をもった。よく「新しい環境に慣れる事ができるのか」「厳しいNYのメディア、ヤンキースファンの目・口に潰されないか」という事が成功するために課題と言う人が多いが、井川に関して言えば、問題ないと思う。関西の環境にも慣れていないのに、NYの環境に井川が慣れることないだろうし、関西の環境になれていなくても問題なかったのだから、NYの環境に慣れなくても、全く問題ない。NYのメディア、ヤンキースファンの目が厳しいというが、関西のメディア、虎ファンは、NYと負けない位に厳しい。それに耐えられている(というか全く気にしていない)のだから、気にする必要ない。井川が自分で言うように、自分の投球させ出来れば、ある程度の成績は残せると思し、また、絶対に、虎ファンの期待に応えてくれる成績を挙げくれるに違いない。
一方、タイガースは、井川の抜けた穴(約200イニング)を誰が埋めていくのか?不安でもあるが、逆に、若手の台頭も期待され、とても楽しみでもある。
今シーズン、タイガースだけでなく、井川から目が離せそうない。
【ヤンキー・イガーの英語スピーチ】
Thank you. I am Kei Igawa.
Today, my life long dream became a reality to be a Major League Baseball player.
I want to thank the New York Yankees, especially Mr. Steinbrenner and Mr. Cashman.
I will giye you my best as a Yankee.
I will do my best to win the championships for this
great city, New York.
Thank you.
やっぱりイガーは縦縞が似合う