2年ぶりの日本シリーズは、1-10の濃霧コールド負けとなった。先発井川が、シーズン中と同様ピリっとしないピッチングで、6回を投げ、ホームラン2発を含む、5点失点。攻撃陣も、藤本の犠牲フライによる1点のみと、エース清水に完全に抑えこまれ、濃霧コールド負けというより、タオルを投げられ、まさに、TKO負けといった試合だった。
9月29日の甲子園のチケットを頂いた先輩の家で、後輩夫妻と共に、テレビ観戦した。先輩の奥様の美味しい手料理に心を奪われている間に、井川がボコボコと打たれ、打つほうは、試合から遠ざかっているせいか、甘いを球を見逃して、難しい球に手を出し、凡打に終わるケースが続き、まったく、見せ場のない試合となった。
これは、想定の範囲内である。井川は、シーズンを通して、ピリっとせず、大事な場面でホームランを浴びるケースが目立っていたが、今日の試合も、その今シーズンの井川を象徴するようなゲームだった。また、明らかに、チームの勢いの違いを感じた。ロッテは、プレーオフを劇的な試合で勝ち上がっており、チームに纏まりが感じられ、身体が十分に温まっているという状態だ。それに対して、タイガースは、まだ、身体が温まらぬ間に、いいカウンターパンチを見舞い、気を失っている間に、大量失点を浴びて負けたような感じだ。
これは、予想された展開であり、想定の範囲内であるので、心配する必要はない。タイガースは、焦らないで、自分達らしい、いつもの闘い方をすれば、必ず勝てるはずだ。
第2戦のチケットをゲットできた。相手は、渡辺俊と手強いが、安藤がやってくれるだろう。
明日は、球場で、気合入れて応援してくるつもりだ。