嫁さんの誕生祝いに、
『焼肉ジャンボ 篠崎本店』に行った。白金店には、過去に2度行ったことがあるが、篠崎本店は今回が初めてだった。都営新宿線で篠崎駅まで行き、そこからタクシーで目的地に辿り着いた。この行程は、鹿浜の『スタミナ苑』に近い感じだ。通りを挟んでお店の向かいには、商店街があるが、かなり地味な商店街で、こんな場所に、都内随一の焼肉店があるとは想像しにくい。
お店に着き、まずは、ビールと、キムチ盛り、ナムル盛り、レバ刺しをオーダーし、その後は、裏メニューを見ながら、何をオーダーしようか考えようと思い、裏メニューを教えて貰おうと、「今日のおススメのお肉はなんですか?」と店員に聞くと、裏メニューではなく、超定番の「並ロースです」との返答。この対応に、このお店のホンマモン度(本物度)が感じられ、これから繰広げられるであろう焼肉パラダイスへの期待が高まった。白金店では、店員がマニュアルチックに、裏メニューを説明し、値の張る希少部位を勧めようとするが、篠崎本店は、お店の定番中の定番である「並ロース」を勧める。自分のだす焼肉に「愛情と誇り」があり、本当に自信があるからできるのだろう。
裏メニューから、ザブトン、ミスジ、サガリをオーダーした。どれも本当に美味しいのだが、自分が一番感動したのは、やはり、おススメの「並ロース」と、これまた定番の「ホルモン」だった。定番が優れているというのは、投手でいうところの真っ直ぐが凄いということだと思う。『焼肉ジャンボ篠崎本店』は、多彩な変化球を持ち、全てキレも良いのだが、真っ直ぐが、そのスピード、キレともに絶品だ。真っ直ぐが凄いと、変化球も活きている。正に、本格派の、王道の焼肉店だ。
そして、変化球でもっとも感動したのは、シャバ臓焼きだ。「やばい」の上級語「しゃばい」から名付けられた「シャバ臓焼き」は、本当にしゃばい位に美味しく、病み付きになる味だ。
カレーやテグタンスープと言ったサイドメニューも美味しいし、お通しででてきたタンのワイン煮も、最高の味だった。
お店の至る所に、店主の焼肉への「愛情と誇り」が感じられ、家から1時間半かかっても、再訪する価値があるお店だと思った。お店を出るとき、「ご馳走様でした。美味しかったです。有難う」と心の底から、声がでた。
ナムル盛り合わせ キムチ盛り合わせ
タンのワイン煮 レバ刺し
上タン塩
並ロース
上カルビ
ザブトン
サガリ
ミスジ
ホルモン
上ミノ
シャバ臓焼き
カレーライス
テグタンスープ