昭和24年に渋谷道玄坂恋文横丁でオープンし、東京で最初の餃子店として人気を博し、今年7月30日に渋谷駅前開発の為に長い歴史に幕を下ろした老舗中華料理店
『友楽菜館』のシェフが、新たに渋谷宮益坂にオープンした
『和風中華 てんてん』に、ランチを食べに行った。『友楽菜館』のファンだったので、『友楽菜館』が閉店すると知ったときは、とても残念だったが、店主より、シェフが新たにお店のオープンするという事を教えて貰っていたので、楽しみにしていた。
場所は、宮益坂の渋谷郵便局よりも更に少し坂を上ったところにあるビルの10階にある。店内は、中華料理店というよりも、和食店のような内装で、個室もあり、商用としても使えそうな感じだった。味は、当然といえば当然だが、『友楽菜館』と同じ味で、美味しかった。ただ、『友楽菜館』と比べて、若干量が少ないように感じた。それと、残念なのは、場所だ。渋谷駅には近く人通りも多い場所なのだが、路面店ではないので、お店を見つけるのが難しい。このお店を目指して行く人以外は、まず、このお店に行くことはないだろうと思う。エレベーターも、ビルの奥にあり、分かりづらく、また、そのビルに飲食店はなく、エステやマッサージなのでお店ばかりで、10階に中華料理店が入っていると想像できる人はあまりいないように思う。『和風中華 てんてん』に行きたいというお客さんをどれだけ増やせるかが、今後、勝負になってくるんだろう。