余りのショックに言葉もない。悔しい。悔しすぎる。このやりきれない気持ちを何処に収めれば良いのか分からない。
自分は、最後まで信じていた。虎が優勝すると。141試合目で、虚塵に追い抜かれ、虚塵にマジック2が点灯しても、信じていた。今日、虎が勝ち、虚塵が負けると、虎にマジック2が点灯する。そう思いながら、試合の行方をネットで追っていた。アニキが気合の2ランでチームを勇気付け、関本の必死のパッチ本塁打で3点差にリードを広げた。アラフォー左腕下柳が、テンポの良いピッチングでベイ打線を封じていたので、悪くても、今日の虚塵胴上げは阻止できると思っていた。虚塵とヤクルトも、接戦だったので、終盤もつれれば、ヤクルトの逆転もあるのではないかと期待していた。
しかしだ。北京五輪メダルなしの戦犯の一人・村田に逆転3ランを打たれてしまった。今の虎打線に、逆転されてから、更にひっくり返す力はない。連打は期待できず、つなぎの野球ができない。最後、アニキに打席が回ればと期待したが、腰骨骨折の新井が、今日もブレーキとなり、今シーズンが終わった。アニキ頼みの虎打線は、最後まで変わらなかった。
虚塵は、先発の元ヤクルトのエース・グライシンガーが好投し、最後は、元横浜の守護神・クルーンが締め、横綱野球で勝利を決め、セリーグ優勝となった。
こうやって、振り返ってブログを書いているだけで、気分が悪くなってくる。つらい。悔しい。悔しすぎる。。。
北京五輪がなければ。。。と思いたくないが、どうしても、思ってしまう。
北京五輪期間、矢野の抜けた穴を埋められず、投手が打ち込まれることが増えた。球児の抜けた穴を、他リリーフ陣で埋めようとしたが、酷使したために疲労がたまり、シーズン終盤、リリーフ陣が総崩れとなってしまった。新井は、北京出場によって、シーズンが終わってしまった。何とか、戦列復帰しているが、治ったのではなく、無理して出場しているだけだろう。
逆に虚塵は、2軍にいたイ・スンヨプと、上原が、北京出場によって復調し、北京後は、チームを引っ張り勝利に貢献した。イについては、虎は何度も痛い目に合わされてしまった。
北京がなければ。。。と、どうしても思いたくなる。
しかし、北京五輪があるということは最初からわかっていたことだ。昨年の予選に出場した3選手が出場するであろうことは、春季キャンプのときから分かっていた事だ。タイガースは、その準備が足りなかったのと、やはり、力がなかったということだろう。
優勝する事だけを考えると、虚塵の戦略は理にかなっているともいえる。日本で一番ホームランの出やすい球場(広さ、気圧、ボール種類)をホームグランドにしている事を考えた選手を補強しチーム作りをしている。パワーヒッターを揃えることによって、ホームラン量産が期待できる。強いチームを作るには、エースと四番と絶対的守護神が必要だ。虚陣は、それを、自前で育てられないと考え、他軍から持ってくるという戦略をとった。人情ではなく、契約金・年俸金額でチームを選ぶ外国人選手に絞り、補強した。グライシンガー、ラミレス、クルーン。この3選手がいなかったらと想像すると、虚塵ファンはぞーっとするだろう。虚塵の取った戦略は、決してルール違反をしてる訳でもなく、勝利優先主義であるなら、間違っていない。ただ、それでは、面白くない。野球は団体競技なので、1x9=9ではないものがある。あるはずだ。それに期待し、逆に、そんな大型補強をした虚塵に勝つことが、最高の喜びに感じていた。虚塵が優勝すれば、「お金で何でも手に入れれる」ということを認めることになるので、何としても、虚塵の優勝を阻止し、「夢はお金だけでは買えない」ということを証明して欲しかっただけに、本当に残念だ。
タイガースは、金本、矢野、下柳、桧山のアラフォーカルテットがチームを引っ張り、赤星、平野、関本といった選手が、自分の特徴を活かした活躍を見せてくれた。鳥谷も、バッティングに力強さが加わり、一回り成長したように思う。ただ、シーズン当初より不安視していた5番バッターが定まらなかった。今岡、フォードは無理だと最初から期待していなかったが、林、桜井といった昨年活躍した選手が全く駄目だった。昨年の活躍で、自分を見失ってしまったのだろうか。同じく、昨年活躍した狩野、庄田も駄目だった。投手では、能見、杉山、久保田等が期待を裏切った。
来シーズンを考えると不安が多い。虚塵は、強力助っ人陣を軸に、若手が育っている。タイガースは、金本・矢野・下柳に頼ってばかりでは厳しい。勝負強い5番打者&絶対的エースが必要不可欠だ。5番打者については、林、桜井が育ってくれることがベストだが、バース級の助っ人でも良い。エースには、ルーキーの白仁田、石川あたりが急成長してくれることを期待したい。
今日でシーズンが終わってしまったが、堂々の2位である。残り2試合勝てば、83勝となる。虚塵が強すぎただけで、タイガースも、立派な成績だったと思う。開幕してから140試合首位を守ったということは誇れることだと思う。2003年から、優勝争いをすることが当たり前のように感じるようになっているが、暗黒時代のことを思い出すと、10月10日まで優勝争いをしている状況だけでも、幸せな事だと思う。最近は、昔に比べれば、1勝に対する有難さ・喜びが薄れているように思うので、もう一度、1試合1試合、1勝1勝を大切にして行きたいと思う。
最後に、まだ日本一のチャンスは残っている訳なので、最後まであきらめず、この悔しさを、クライマックスシリーズ、日本シリーズにぶつけ、是非、リベンジして貰いたい。