いやー、カッコ良かった。シビれたー。音楽ってサイコーだなあと思わせてくれたライヴだった。
5月に、初のリーダーアルバム
『Slap My Hand』をリリースしたドラマー、"Mr.Beat Master"
Jimmy Copleyの
ライヴ@ビルボードライヴ東京を観にいってきた。
Jimは、今まで、Jeff Beck、Go-West、Pretenders、Tears for Fears、M3、日本では、アンルイス、矢沢永吉、今井美樹、そしてCharと一緒に結成したロックバンドPsychedelix等々、数多くのミュージシャンのアルバムやツアーにドラマーとして参加してきたが、自分の名前がクレジットされたアルバムは今までリリースしたことがなかった。そんなJimの長いキャリアの集大成的なアルバムが、
『Slap My Hand』だ。今まで、一緒にプレイしたことアーティストが数多く参加している超豪華なアルバムになっている。例えば、ギターでは、Jeff Beck、Char、Bernie Marsden、Micky Moody、ベースでは、Pino Palladino、Paul Jackson、Neil Murry、Ian Jennings等々。
今回のライヴツアーは、『Slap My Hand』レコ発ツアーだが、参加メンバーは、本アルバムにも参加したアーティストの中から、Char、Micky Moody、Paul Jackson、小島良喜とこれまた豪華な組み合わせだった。
ツアー最終日の最終公演という事もあり、終始リラックスした雰囲気の中、「最後だから、思いっきり楽しもうぜ!」という気持ちが伝わってくるようなライヴだった。それぞれ、楽器を演奏しているのだけれども、楽器を演奏しているというより、楽器が身体の一部となっていて、感じた気持ちを楽器と通して表現しているようだった。まるで、歌っているかのように、語りかけているかのように楽器を演奏している。これが、本当のプロフェッショナルなんだなと改めて実感した。
1時間半はあっという間に過ぎ、R45世代を中心とした観客も、ラストの「Smoky」では、総立ちとなり、大盛り上がりのうちに幕が下りた。
本物のエンタテインメントを堪能し、贅沢な週末の夜を過ごさせてもらった。
5月21日リリースの『Slap My Hand』