ヤクルト3タテし、ここ数年、貯金をたくさんさせて貰っている横浜銀行と広島銀行とのGW9連戦で一気に貯金を増やし、首位を狙おうと目論んでいたが、結局、負けなかったのは雨の日だけで、7連敗。聖地での虚塵3連戦をきっかけに、目覚めて欲しいと願ったが、初戦は完敗し、力の差を見せ付けられた。そして、今日、初回、3番に入った林の2ランで、久々の先制を挙げ、久し振りの勝利が近づいたと思ったが、即逆転された。中盤、何とか追いつき、ずーっと調子のよかった葛城の代打勝ち越しホームランが飛び出し、JFで逃げ切りかと思ったが、9回に、頼みの球児が2点を奪われ逆転負け。ついに9連敗で、単独最下位となってしまった。
星野さんが監督になる前の暗黒時代を思い出すような戦いぶりだ。やること全てがうまくいかない。今日は、久し振りに勝利の六甲颪が聞けるかと思ったが、そう簡単にはいかなかった。
これで落ちるところまで落ちたが、逆に考えれば、これ以上、落ちることはない。後は上がるしかない。選手起用も、これまで以上に思い切ったことが出来る。例えば、こんなオーダーはどうだろうか?
1番赤松 2番関本 3番鳥谷 4番金本 5番林 6番狩野 7番葛城 8番藤原
今、タイガースでバットが振れているのは、林、狩野、葛城なので、彼らを並べてみるのも面白いように思う。シーツ、今岡、矢野は、チャンスで打てないので、若手にチャンスを与えてみても良いかと思う。
まあ、いずれにせよ、ここまできたら、あとは、開き直って、ネバサレ魂を思い出し、昨年の“球児の涙”以降の快進撃のような戦いを期待したい。
逆転負けのショックに、仕事をする気力を失い、退社することにした。いつも、シャッフル機能を使ってiPodで音楽を聴きながら家に帰っているのだが、今日、家に着く手前で、なんと、
Sim Redmond Bandの名バラード曲『Hanshin Tigers』が流れてきた。「Hanshin Tigers Ichiban~」と歌う哀愁を帯びたボーカルと泣きのギターに、癒された。さあ、明日、明日。もう信じるしかない。