待ちに待った球春が到来した。我が岡田タイガースも、V奪還に向け、新ユニフォームで始動した。キャンプ初日の岡田監督の挨拶にもあったように、タイガースの代表としてMLBに送り込んだ“井川の穴”を誰が埋めるのかが、注目のキャンプだ。
昨年は、7月、8月の不調が響き、終盤、驚異的な追い上げをしたもののオレ竜に優勝を奪われてしまった。優勝を逃した理由は、赤星の不調、今岡の戦線離脱、JFKが揃わなかった事等々が挙げられるが、拓虎的には、他球団の以下2選手だと思っている。
まずは、広島の黒田投手だ。黒田投手は、WBCのメンバーだったが、WBC開幕前の壮行試合で打球を受けたために、WBCを辞退した。その黒田の代役として、急遽WBC代表に選ばれたのがJFKのK、久保田だ。黒田は、WBC辞退後、休養十分でセリーグ開幕を迎え、自身最高の成績を収めた。一方、久保田は、元々、球数を多く投げ込む事によって調整するタイプであったが、急なWBC代表召集に調整予定が狂い、また、WBCでは、登板の機会にも恵まれなかったため、未調整のまま、セリーグ開幕を迎えた。結局、シーズン前の投げ込み不足、調整不足がたたり、序盤戦、久保田が撃たれて逆転負けを喫す試合が多かった。序盤戦、タイガースがもう一つ調子に乗れなかったのは、久保田の不調によるところが大きい。
そして、二人目は、オレ竜の福留だ。オールスターにファン投票で選ばれながら、怪我を理由に出場辞退。どの選手も、オールスター前となると、暑さも厳しくバテ気味になり疲れがたまっている。誰もが、休みたいと思う時期だ。ただ、オールスターのファン投票で選出されると、ファンへの感謝の気持ちも含め、喜んでオールスターに出場し、最高のプレーをしようとする。球児がそうだ。連投続きで、疲れもピークに近かったと思うが、ファンが求める清原とのガチンコ勝負に、手をぬくことなく、芸術とも言うべき、浮き上がるような回転数が異常に多い速球で勝負をした。それが、プロ野球選手だ。逆に、福留は、オールスター期間中、じっくりと休養し、球宴明けの試合から、絶好調で試合で臨み、大活躍をし、チームを勢いつかせ、一気にタイガース突き放した。
黒田と福留。2006シーズンは、この2選手にヤラれてしまった。久保田は、余程悔しかったんだろう。今キャンプでの鬼気迫る投げ込みに、今年に賭ける意気込みを感じる。今シーズンは、必ずやってくれる筈だと、SKY-A『猛虎キャンプレポート』を観て、確信した。
今キャンプは、“井川の穴”埋め候補の若手投手陣の他に、林、喜田、桜井、高橋勇の若手スラッガー達の成長がとても気になるし、期待が大きい。これから1ヶ月、どんな選手が頭角を現してくるのか、今からとても楽しみだ。深夜帰宅後、録画した『猛虎キャンプレポート』を観るので寝不足状態が続くが、じっくりと4年目を迎えた岡田阪神をチェックして行きたいと思う。
26年ぶりに黄色が入った新ユニフォーム