東京国際フォーラムで開催された『
美しき日々コンサート・ファイナル』へ行ってきた。日本中に『韓流ブーム』のきっかけとなった『冬のソナタ』の後、昨年10月から今年3月までNHKで放送された韓国ドラマ『
美しき日々』のコンサートだが、主演の二人、チェ・ジウとイ・ビョンホンも、特別出演した。S席16000円の高額チケットが、発売1時間足らずで、完売になったらしい。東京だけではなく、ジウ姫、ビョン様、見たさに遠方から来ている人も多いらしい。主催者の
㈱ユナイテッド・アジア・エンタテインメントは、私が勤務する会社にとって、最重要パートナーの一社である。そういうこともあって、プレミアム・チケットを頂戴することできた。ドラマ『美しき日々』は、観たことはなかったのだが、どういう人たちが、コンサートに来ているのか? 盛り上がり具合はどうなのか? テレビやFM、雑誌等各種メディアで、「韓流ブーム」はよく紹介されていたので知ってはいたが、実際に、どうなのかを、自分の目で確かめたかった。
19時過ぎに開演してから、20分の休憩を挟み、10時過ぎまで、盛りだくさんの内容のコンサートだった。大型スクリーンに、ドラマの映像が効果的に挿入され、テーマ曲や、挿入歌が演奏された。自分は、ドラマを観た事がないのだが、その映像を見るだけで、ストーリーが理解でき、不覚にも、ちょっと感動してしまった。
ジウ姫とビョン様が出会うシーンが、スクリーン映し出されたとおもったら、ステージ上に、本物の二人が現れるという演出に、会場は、一気にヒットアップした。
仕事柄、よくライブに行くことがあるが、その時に聴く歓声とは、ちょっとトーンが幾分か低い、「黄色い歓声」というより、「ちょっと黄ばんだ」というか、「茶色がかった黄色い歓声」であった。
イ・ジョンヒョンのステージの時、彼女の呼びかけに応えて、おばちゃん達が、総立ちになって、手を振り上げていた。おばちゃん達は、自分の母親位の年齢の人から、40代の人が中心で、皆とても楽しいそうで、満足気な表情であった。
ジウ姫、ビョン様以外にも、ドラマ出演者が、何人もステージに登場していた。自分は分からないが、ドラマ上の役名を、おばちゃん達は、叫んでいた。
コンサートの方は、
ZERO、
イ・ジョンヒョン、
リナ・パーク他韓国のアーティストのほか、挿入歌として使用された日本のS.E.N.S.や、そのS.E.N.S.の曲に歌詞をつけて歌った
花世が、素晴らしいパフォーマンスをみせてくれた。誰も、歌唱力が素晴らしかったが、特に、キム・ボムスの説得力のある歌声には驚かされた。
イ・ビョンホンのスピーチwithキラースマイルで、コンサートは終了したが、おばちゃん達のコンサートはまだ終わっていなかった。会場外にある物販コーナーに沢山のおばちゃん達が群がり、ビョン様グッズや、CDを買い求めていた。1万円もするビョン様の等身大バスタオルを購入しているおばちゃんも結構いたようだが、そのバスタオルを使っている姿はあまり想像したくないと思った。