スペイン料理店『プエブロ青山』で、自分が、昨年末まで在籍し、今年3月末をもって解散した㈱エニライツの壮行会(?)を行った。この会は、自分が、エニライツを離れてから、最後の後片付けをして頂いた田島さんと掘込さんへのお疲れ様&感謝の会でもあり、株式会社エニライツは終わりを迎えたが、エニライツを通じて集まった素晴らしい仲間達「チーム・エニライツ」の壮行会でもあった。
エニライツの歓送迎会は、クリエイティブチーム3名の趣向を凝らした仕掛けによって、いつも心温まる感動的な涙モンの会になるのだが、今回は、会社が無くなり、皆それぞれ別の道に歩み出すという、何か卒業式みたいな、大きな一区切りの会でもあったので、集まった皆それぞれに、今まで以上に感慨深いものとなった。
エニライツの初代社長であるキグレイズム(よく食べ、よく飲み、よく踊り、よく歌い、よく寝て、よく仕事すること)伝道師・木暮さんによる乾杯の発声で会はスタートし、続いて、エニライツ恒例のTシャツプレゼント(エニライツが誇る感動プロデューサー・微笑みの貴公子のコン様がデザインしたTシャツをプレゼントしている)の歴史の紹介があり、昔話に花が咲いた。
そこで、今まで、エニライツに所属していながら、Tシャツの貰っていなかった「浪速のカマ芸人」早原君に、Tシャツが送られた。彼も、予想していなかっただけに、とても感動していたようだった。
会の場所が、「プエブロ青山」になったのは、エニライツの事務所の近くで、よく昼&夜と利用したお店であり、色んな思い出が詰った店だからだ。いつ食べても美味しいのだが、その日のパエリアはいつも以上に美味しいと感じたのは私だけではないだろう...。
食事を楽しみつつ、会は、感動のフィナーレへと進んでいった。
サプライズ・プレゼントとして、いつも、陰ながらエニライツの仲間達をサポートしてくれた棗田さんへ、コン様デザインのTシャツが渡された。「自分が会社を辞める時は、Tシャツが欲しい」と、よく言っておられた彼女にとっては、会社が消滅する事によって、もう貰える事もなくなったと諦めていたと思われるだけに、期待外/想像外のプレゼントに感激で大粒の涙を流していた。その涙に、自分も胸が詰った。周りを見ると、皆、同じだった。
その後、田島さん、掘込さんに、花束が渡され、それぞれ、スピーチをしてもらった。ユーモアと愛情がたっぷり込められた田島さんの言葉に、皆の気持ちが一つになった。「チームエニライツは永遠に不滅だ」と本当に思った。エニライツの仲間に対する「愛と誇り」(Love&Pride)を忘れずに、「チームエニライツ」のメンバーとして恥じないように、日々精進し、人に、「夢と感動」を与えられる人間になりたいと思った。
田島さん、掘込さん、そして、チームエニライツのみなさん、どうも有難う御座います。これからもよろしくお願いします。
その日、発表された「チームエニライツ」のロゴマークの缶バッジが、配られた。
二次会は、『Music Simulation Bar 08:30』に行った。昨日も肉の会で行ったので、2連チャンとなった。お店に入るとちょうど、ライブが始まるところであった。お客さんのリクエストで、「September / E,W&F」が、演奏されるところで、リクエストしたお客さんは、ドラムとコーラス(Phillip Bailey)でも参加するところだった。「September」は、「浪速のモーリスホワイト」イチローさんの持ちネタ(?)であったので、緊急参戦することになった。イチローさんのソウルフルな歌声で、会場は一体化した。「September」から、本日最後の曲まで、一気に盛り上がっていった。
昨年結婚し、家を購入し、今秋にパパになる予定のチームエニライツの成長株サトー君が、忙しい中、2次会から参加してくれた。
2次会では、涙ではなく、皆、汗が流れた。
「心が一つになれる音楽って、やっぱり素晴らしい」と思った。
ステージ上のチームエニライツの面々を紹介すると、