8月9日は、「焼くの日」である。ということもあり、今年の
3月以来開催していなかった「肉の会」を、久々に開くことにした。場所は、間違いなく、2006年グルメ番付東の横綱である
『薩摩 牛の蔵』を選んだ。先日、
初めて訪問したとき、ホスピタリティと、店主の薩摩牛への愛情とプライドに感動した。正肉、ホルモン、どちらも美味しいし、サイドメニューもたまらない。走攻守全て一流だ。
「肉の会」は、2年以上も前から、毎月、肉好きが集まって開催されていたのだが、世話役のはまちゃんが休職していたり、主宰者である自分が、とても忙しかったりと、なかなか、アレンジが出来ず、4月から7月までの4回も中止にしてしまった。8月に入り、ちょっと落ち着いたし、『牛の蔵』が余りにも感動したので、「肉の会」のメンバーにも知ってもらいたいと思い、8月9日の「焼くの日」に開催することにした。久々の開催ということもあり、いつもは8名くらいの参加なのだが、11名の参加があった。
まさに、肉の舞台<ステージ>だ。通常、テーブルの位置よりも網の位置の方が下にあるが、この店のロースターは、舞台のようにテーブルより高くなっており、そのステージを照らすスポットライトが、視覚的にも、楽しませてくれる。
濃厚な味・レバ刺し
極上タンステーキ
こんなジューシーで美味しいタンは、大阪の「薩摩の久保」以来だ。本日の「肉の会」のキックオフに相応しい味だった。
極上の部位の盛り合わせ“牛の蔵盛”
極上ハラミ
極上ロース
極上カルビ
サイコロステーキ
上ミノ
ホルモンの盛り合わせ“六臓盛”
どの部位も丁寧に処理されており、見た目も美しい。タレがとても美味しいのでホルモンの味を程よく引き立てている。
しまちょう&まるちょう
ホルモンの中では、個人的には、「レバ」と「まるちょう」がとても好みの味だった。ホルモンの醍醐味は、口の中で広がる肉の旨味と、その旨味成分が口の中に残り、また食べたくなる中毒性にあるが、どの部位も、癖になる味で、ずーっと食べ続けたいと本当に思った。
最高の味”極上サーロインステーキ”
赤身と脂身のバランスが絶妙で、この最高の味に、「肉の会」メンバーも皆ご満悦の表情を浮かべていた。
上カルビ
上ロース
「上カルビ」「上ロース」と畳み掛けるような攻撃(?)に、「肉の会」も最高の盛り上がりを見せ、皆の心が一つになった。
そして、最後は、「テールスープ」で、久々の「肉の会」を締めた。テールから最高のダシがでており、このお店の底力と懐の深さを感じさせてくれるスープだ。
素晴らしいお店に、美味しい料理に、楽しい仲間と、最高の組み合わせで、いつも以上に盛り上がり、結局、閉店時間まで、大盛り上がりをし、最後は、お店の人たちに見送られながら、お店を出た。みんな、笑顔だった。