【阪神8x-7ソフトバンク】
鳥谷の3試合連続の活躍で、ソフトバンクとの接戦を制し、貯金を今季最大の「12」に伸ばした。
5月13日以来の登板となった先発・安藤が、ボールのスピード、キレ、コントロールすすべてにおいて精彩を欠き4回で降板となった。矢野のグランドスラム弾で逆転するが、2番手能見が、2点差を守れずに3点を失い、逆転を許してしまった。
試合は、8回に片岡の押し出し四球で同点に追いつき、9回に鳥谷のタイムリーでサヨナラ勝ちを収めたが、鳥谷のサヨナラ打を引き出したのは、能見の後マウンドに上がったダーウィンとジェフの力投であろう。流れがソフトバンクに傾こうとしている所で、踏ん張り、追加点を許さなかった事が、流れをタイガースに呼び込んだんだと思う。
ジェフが復活した事によって、リリーフ陣に厚みが増した。誰か一人が不調であっても、他にカバーできるリリーフ陣がタイガースにはいるのが大きい。今日の試合で、球児、久保田の二人を休ませれたのも大きい。
ここまできたら、3タテして貰いたいものだ。ロッテが相変わらず調子が良いのが気になるが、交流戦優勝の可能性も残っているだけに、甲子園の試合は確実にものにしておきたい。