【阪神13-11横浜】
いやー、すごい乱打戦だった。11対1となった時は、先発は井川だし、楽勝だと思った。まさか、こんな展開になるとは思わなかった。昨年、井川が、大量リードを守れずに大逆転負け喫した試合が何度があったので、その悪夢が蘇ってきたが、昨日のヒーロー矢野の活躍により、乱打戦を制した。
せっかく、1軍登録された桟原だが、今日のようなピッチングをしていると、1軍定着は厳しくなる。岡田はんも、さぞご立腹のことだろう。まさか、9回に久保田を投入する事になろうとは、久保田自身も含め誰も思わなかっただろう。恐らく、序盤の展開をみて、久保田も、「今日の登板はないだろう」と、気を緩めたに違いない。気を緩めてから、もう一度戦闘モードに持っていくのは、かなり大変だっと思う。そういう事もあってか、いきなり、2連打を浴びてしまい、ホームランが出ればサヨナラ負けという場面を作ってしまった。ただ、ここからが、久保田の真骨頂で、併殺打、遊ゴロで、結局ゼロで抑え、いつもように、久保田劇場が終幕した。
これで、開幕以来、対横浜負けなしの7連勝である。今年の横浜銀行は、利息がよさそうだ。セ界を制すためには、苦手チームを作ってはダメだし、逆にお客さんを作る必要がある。横浜は、お客さんになってくれているし、広島も、確実にお客さんにする必要がある。後は、何とか、オレ竜に五分で戦えれば、自ずと貯金も増えてくるだろう。
ジェフも、今日、再来日した。今月末には、戦列に復帰してくれるだろう。打では今岡、投では井川が気になるが、彼らの調子が上がってくれば、昨シーズンのように、交流戦で、波に乗り、一気に首位奪回できるに違いない。