2月度の「肉の会」は、麻布十番にあるホルモン店
『五臓六腑』にて開催された。今回が初めての訪問だ。ネットでチェックして気になっていたので、トライしてみることにした。麻布十番は、今は地下鉄が通るようになったので、電車でも行けるようになったが、今でも、決して行きやすい場所ではないので、あまり行く機会が少ない町だ。また、六本木~西麻布~麻布十番は、お洒落なお店はあるのだが、不当に値段が高い店が多く、本当に美味しい料理を適正価格で提供してくれるお店が少ない。いわば、食に関しては、不毛地帯だと思う。それは、焼き肉についても言えることだ。なので、この地域で美味しいホルモンが食べることができのるか、興味があったので、ネット上で評判の良い『五臓六腑』に行くことにした。
さすがに、麻布十番という感じで、店内は、とても綺麗な内装で、我々は2階の掘りごたつのテーブルに案内された。通常のホルモン店とはちょっとイメージが異なる。店員も、とても元気で、常に笑顔で対応してくれるので、とても感じがいい。
焼く前に、刺身盛り合わせ、もつキャベ、ポッサムとオーダーしたが、どれも、良い味をしていた。特に、もつキャベは、焼酎が欲しくなる味だった。”焼き”に移って、まず、ハラミセット(サガリ、カクマク、豚ハラミ)、ホルモンセット(大腸、小腸、赤センマイ)を食べた。自分が好きな焼き肉の部位は、ハラミ、リブロース、コプチャン(丸腸)なのだが、”感動”とまでは行かなかったが、美味しかった。その後、ハツ、牛スジ、ツラミと食べ、定番「丸腸オン・ライス」で”焼きの部”を〆た。
この店は、サイドメニューも豊富なのが嬉しい。最後に、テール麺と焼き飯を食べた。
ホルモンには、焼酎が合う。楽しい仲間と一緒に、網を囲んで、ホルモンを焼くことはとても楽しい。楽しいと焼酎も進む。すると更に楽しくなって、時間が経つのも忘れてしまう。馬鹿話に、腹を抱えて大笑いをし、幸せな気分で、2月度の肉の会が、お開きとなった。
最後に、『五臓六腑』の感想だが、味・雰囲気・サービス・コストパフォーマンス、いずれも及第点である。焼き肉不毛地帯の中にあっては、とてもよいお店だと思う。ただ、このお店にしかないもの、「Winning Meat」(こんな言い方があるのか知らないが)と言える、「One and Only」と呼べる肉/ホルモンはなかった。職場の近くにあるのであれば、使い勝手の良いお店になると思うが、実際には、決して、便利な場所ではないので、わざわざ、再訪しようという事にはなかなか、ならないように思った。
刺身盛り合わせ ポッサム
もつキャベ 牛タンのやわらか煮
ホルモンセット(大腸、小腸、赤センマイ) ハラミセット(カクマク、サガリ、豚ハラミ)
ツラミ、ピリ辛牛スジ ハツ
テール麺 焼き飯