日本シリーズ第2戦は、ロッテ打線爆発&渡辺俊介好投に、虎守乱で、0-10とボロ負けした。
この情けない試合を、マリンスタジアム3塁側で生観戦した。今日は、試合についてはあまり書きたくないので、試合以外のことを中心に書いておくことにしよう。
iPodを聴きながら気分よく京葉線海浜幕張駅につくと、モーターショーに行く人と日本シリーズに行く人でごった返していた。タイガースのユニフォームばかりが目に付き、「やっぱ、千葉でもタイガースファンの方が多いなあ」と思っていたのだが、よくみると、タイガースのユニフォームではなく、千葉ロッテユニフォームを着ている人もたくさんいた。よく似たユニフォームなので、見間違ってしまった。駅から、歩いて5分程するとマリンスタジアムが見えてきた。New York MetsのホームグラウンドであるShea Stadiumに外見が似ている。マリンスタジアムの後方には、富士山が夕闇にはっきりと見えてとても綺麗だった。
写真だと綺麗に写っていないが、左奥が富士山で右がマリンスタジアム
球場に入ると、3塁ベンチ上の内野席で、とても見やすい場所だった。レフトスタンドは、黄色で埋め尽くされ、ライトスタンドは白いジャージで埋め尽くされていた。ロッテファンの応援は、テレビで見ることはあったが、球場では初めてだったのだが、バレンタイン監督が「世界一のファン」というだけの事はあるなあと、正直思った。纏まりもよく、ロッテの選手達を勇気付ける力にもなっているし、また、相手チームの脅威にもなっている。タイガースファンが世界一だと信じているのだが、応援の仕方については、万年同じことをやるのではなく、決してロッテと同じことをやれと言うのではないが、ちょっと新しいやり方を考えた方がよいのかなとも思わされた。
実は、2003年の日本シリーズ第二戦も、福岡ドームで観戦したのだが、今日と同じような惨敗だった。その時も、ホークスを愛する博多の街や、ホークスファンの熱い応援に関心させられたが、今回も、千葉に根付いてるマリーンズに感心させられた。パリーグは、今年から、仙台にフランチャイズをおく東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生し、北海道、仙台、千葉、福岡と地域密着が進んでおり、とても面白くなっているように思う。オリックスは、タイガースとファンがかぶってしまうので、神戸ではなく、他地方都市にフランチャイズを移転した方が盛り上がるのではないだろうか。四国/愛媛とはどうだろうか。四国出身で活躍している選手は多いし、野球もさかんな地域なので盛り上がるのではないだろうか。また、西武も所沢では、首都圏とかぶってしまうので、新潟に移転してはどうだろうか。Jリーグのアルビレックスも人気であるから、野球も人気がでる可能性はあると思うのだが。。。
日本シリーズのマリンスタジアムでの2戦を1勝できれば、タイガースの日本一の確率は限りなく100%に近いと思っていたが、1勝もあげることが出来なかった。かなり、追い詰められた感じはするが、第3戦が本当に大きな意味を持つと思っている。第3戦を勝てれば、ほぼ五分まで取り返していると考えられ、聖地での3タテも現実味を帯びてくる。それだけに、第3戦は重要な一戦になる。最年長最多勝投手・下柳の登板が予想されるが、なんとか、タイガースらしい勝ち方をしてもらいたいものだ。
心なしか力の弱い7回表の風船飛ばし